M&A 日食システム(株)より給食事業を承継しました

3月1日、当グループ(株)ビーエイトシーが日食システム(株)より給食事業を承継(M&A)しましたのでお知らせいたします。日食システム(本社:糸島市)は主に福岡市西区の病院、福祉・老健施設を取引先に給食受託サービスを展開しています。

今回のM&Aの経緯について、当グループのひだまり事業所(福岡市西区:就労継続支援A型)を中心に複数の取引先を持つ日食システムと連携が取りやすく、お互いの事業特性から相乗効果も発揮しやすいのではないかと考え、M&Aの提案を受けることになりました。

また、B∞Cグループには給食事業との相性も良い、弁当製造の那珂川キッチンや水産加工の(株)福岡丸福水産もあり、惣菜にパンやスイーツ、魚の切り身やフライまで自社で準備できるため、原材料費の高騰が経営を圧迫している日食システムの状況を、少なからず緩和できるのではと考えています。

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事業譲渡を決断した日食システムの松本代表は「給食事業を主軸に温浴事業などにも取り組んでいましたが、コロナ禍を経て、給食事業に注力していく方針を固めました。一方で、今年設立10周年という節目を迎えるにあたり、将来を見据えた事業承継についても考えるようになりました。関係各所にご相談させていただくなかで、M&Aを活用するのが一番良いのではないかと結論付け、給食事業との相乗効果が見込め、なおかつこれまで承継した事業の収益力を着実に伸ばしている、ビーエイトシーさんが最適だと考え、事業譲渡の運びとなりました」と話されています。

 

 

 

 

当面の目標として、まずは原材料費の高騰など、市況の変化で毀損された給食事業の基盤を再構築する必要があります。これまでは日食システム1社の企業努力で対応していましたが、これからはB∞Cグループ各社のノウハウを活かした取り組み、お客様への提案が可能になります。単なる価格交渉ではなく、お客様の方から歩み寄ってもらえるような、付加価値の高い商品・サービスを提案していきたいと思います。

障がい者を企業の“戦力”にとの思いのもと、働く場の提供に尽力するB∞Cグループ。日食システムとのM&Aの成立により、障がい者雇用の門戸がさらに広がっていくことを期待し取り組んでいきたいと考えています。